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今日は北欧らしいほっこりしたインテリアをご紹介します。
こちらはスウェーデンのSzilasi Keramikという陶芸店のお品物で、50年以上前の北欧ヴィンテージです。
北欧には羊が多く身近な動物でもあり、よくインテリアのモチーフにもなっています。
ヴィンテージでもあるということは、昔から愛されてきたんだなーとちょっとした歴史にもほっこりします。
こういう顔が黒いタイプの羊・・?
・写真:PAKUTASO
いや、角があるからこういうタイプかも・・
・写真:pixabay
特徴としては、羊らしい丸みのあるフォルムと、このなんとも言えない色合いでしょうか・・・白でもないグレーでもない、きっとぴったりな釉薬で醸し出された優しい色合いなんです。
そこにヴィンテージならではの経年変化が加わり、かわいいだけでなくやはりどことなく品を感じるんですよね・・新品だとこの雰囲気は出せないと思います。
また、線状に毛並みもちゃんと表現されており、動物の生き生きした感じが出ていて、こういう所もきっちり仕事してるなーと思います。
私が一番感動したのは、実はよく見ると顔らしい顔がはっきりとは描かれていないので、きっと見る人によって想像してもらうことを考えての狙いなんだと感じるところです。
ある人にはかわいさだったり、別の人には落ち着いた感じにも見えます。
こういう受け手側に想像させる余白を残すデザインができる創造性と、色んな人に楽しんで欲しいという遊び心というか想いが感じられるのも、北欧らしいなと改めて感じます。
北欧ヴィンテージには、動物をモチーフにしたインテリアも多くあります。
皆さんも色々探してみてくださいね。