今日はヴィンテージのキャンドルスタンドをご紹介します。
私がとても気に入っているヴィンテージでしたので、最初にご紹介したいと思っていました。
こちらはスウェーデンのアーティスト:Bertil Vallien(バーティル・ヴァリーン)のデザインで、Bodaというガラス製品で有名な会社で製作されたものです。
どちらも有名なデザイナーと会社ですので、別の記事で後程ご紹介できればと思っています。
私がこのインテリアに魅せられたポイントは、手作りの良さである温かみを持ちながらも、製品として洗練された美しさを感じたことです。
このインテリアと出逢うまで私の中では、手作りだとどうしてもやぼったいというか粗い感じというか、ものによっては武骨な感じを受けるものが多く、もちろんそれが良さでもあるのですが、製品として洗練された印象とは逆のものでした。
でも、このキャンドルスタンドは矛盾だった手作りの温かみと美しさの両方を兼ね備え、それぞれの魅力を両立させています、これは衝撃でした。
これを可能にしているのはデザイナーのセンスや力量なのか、製造するメーカーの技術なのか・・・ちなみにこのキャンドルスタンドは約50年程前に作られたものです。
そんな前の時代にこれをデザインし作ったのかと・・・感動したのと同時に、北欧ヴィンテージに興味を持ったきっかけでもあります。
台座や軸の部分は真鍮を思わせる色味ですが、実際は鉄で作られています。
単に金属を伸ばして塗装しているのではなく、模様が打ってあり、デザインされたガラス部分に負けない印象をもたらしています。
また、曲線が多いので、その丸みと模様の相乗効果で有機的な印象も生み出しています。
そうすることで人工的な感じを抑えているのだと思います(と私が勝手に思ってます・・)
そして重要なガラス部分ですが、トップに飾られているものは星のマークが彫られています。
この意表を突く遊び心というか・・・センスですよね。
しかもここは厚みを持たせたつくりで、より手作り感が出ている部分でもあり、綺麗すぎる製品になり過ぎないよう柔らかさを演出しています。
このバランス感覚はほんと驚きですし、北欧ヴィンテージの最大の魅力だと思っています。
ちなみに画像は曇りの日に撮影したものですので、落ち着いた光に照らされたイメージで見ていただければと思います。北向きの窓際のイメージにも近いと思います。
もちろん明るい光に照らされた時も綺麗ですが、ヴィンテージには落ち着いた感じの光も似合います。
これもガラス製のインテリアの魅力ですね。
特に北欧諸国は夜が長いという特徴がありますので、暮らしを楽しむために魅力的なキャンドルホルダーやスタンドが多く作られているのだと思います。
当記事をご覧いただきありがとうございました。
Bertil Vallien(バーティル・ヴァリーン)のヴィンテージはなかなか流通しない貴重なものです、見つけた方はぜひ手に入れてお気に入りにしていただければと思います。
よろしければクリックお願いいたします↓↓